スコア力をつける修行をしています
実に1年半ぶりの更新となります。といっても記事2つしかないんですがね…
1年半弐寺をしてなかったから更新しなかったわけではなく、むしろ弐寺自体は以前よりも多く触っておりました。
更新をやめていた理由として、自分のスコア力の未熟さを痛感し質の良くない練習方法を長々と書き連ねるような無駄は避けようと思ったからです。そしていつの日か自分にほんの少し進展があれば更新しようと温めていました。中伝〜皆伝で初歩的なスコア力に伸び悩んでる方の参考になればと思います。
このブログを始めた頃はスコア力なんて気にせず地力(拾う力)だけひたすら上げていればスコア力もどうせ後からついてきてくれると信じてました。馬鹿ですねぇ…世の中そんな甘くない。
時は遡ること2年前……自分はクリアラーなんだと言い聞かせてクリアランプばかり更新しモチベを維持すること約5年。一応☆12全白を取得したものの、この後どうすればいいのかイマイチわからず引退も考えました。
この時の総合BPIはなんと-3.00ほど。腐っても全白ですよ全白。ありえないです、冗談抜きで全白取ってる人の中で一番弱いと思います。単発曲では十段にも負ける情けない実力でした。
当然スコアが出ないのでこの頃から出始めたアリーナモードは敬遠してました。当時はB1だったと思います。この辺で初めて、スコア力に関して悔しさを感じるようになりました。
そこでようやくスコア力を鍛える練習をスタート。ただこれまでスコアの練習なんてやったことない人間がいきなりコツを掴めるわけもなく、25,26作目の間ほぼずっと迷走していました。今まで練習するだけ上手くなる感覚でやってきただけに相当辛かったですが、ここで挫けなかった自分を唯一褒めなければならないですね。
さて、地力だけ上がってスコアAAAが一向に出せない人が覚悟しなければいけない瞬間があります。それは「押し方が根本的に間違っている」ことを自覚することです。
それに気づくのに(薄々気づいてはいたけど認めたくなかった)全白取ってから2年もかかりました。そのぐらいクリアランプ更新の呪縛は強いものです。愚かですねぇ…
そもそもの弐寺の遊び方が間違っていたと言わざるを得ません。本来楽しむべき音楽やリズムに乗って打鍵する感覚を無視し、落ちてきた譜面を見て叩く・回すだけのゲームをしていました。しつこく言いますがこのゲームの本質はクリアランプを更新することではない、と。
そんな愚かな私にも少しだけ光明が。
ではこの2年間で具体的にどんなことがわかったか、唐突に愚かポイント(適当)で説明していきます。スコアで伸び悩んでる人必見?です。
…とある日にホームとは違う場所で弐寺をしたときのこと。
「ホームと違ってすごくボタンが固い、簡単な☆12でもしんどい」
はい、愚かポイントその1。「鍵盤や液晶などの筐体差を気にせず家から近いゲーセンでしかほとんどしてなかった」
愚かポイントその2。「鍵盤の軽すぎる筐体に慣れてしまった」
まず、筐体差を全白取るまで考えなかったのは愚かを通り越してお花畑ですね。いや多少皿の好みは気にしてたんですが、鍵盤や液晶はまあ妥協してました。筐体差についてはググってください、今だにわからn説明すると長いので。
私のホームはバネなしのゆるふわ系でなかなか他のゲーセンではお手にかかれない軽さです(これも後で分かったこと)。そのためボタンの跳ね返りがほとんどなく、拾う力は上がっても縦連がずっと下手くそのままでした。
愚かポイントその3。「縦連の上達を蔑ろにしていた」
これ、この2年間の発見の集大成といっても過言ではないです。なんて愚かな…
縦連の練習をする必要があることに気づいたのはGRID KNIGHT†のS乱を詰めていたライバルを見ていたときでした。まさに晴天の霹靂。
BPM120の16分をガチ押ししてる姿を見て、腕・指の使い方、打鍵音が自分のそれと全然違うと感じました。
そこで自分も真似してみようとしたら、曲の半分もいかないところで腕がバテてしまうことにひどく落胆。認めたくなかった化けの皮が剥がれ落ちました。
愚かポイントその4。「鍵盤をガチ押しするための筋力がない」
愚かポイントその5。「そもそもガチ押しを理解してなかった」
鍵盤を強く叩くのは鍵盤によくないと思って、力を抜いて叩いてあげようとかいう生温い思考を持つのは遅かれ早かれ捨てましょう。筋力なくしてスコアは伸びません。鍵盤を拾う力と光らせる力は全く違います(偉そう)。
よく本当に難しい曲をFAST800 SLOW50 とかでフルコンしてる人をSNS上で見かけますが、あれは拾う力をフル活用できるように判定を下げてるだけであってその判定をデフォルトでやってるわけではないと。
余談ですが、全白というものは拾う力Lv75ぐらいあれば取れるのでスコア力との相関はほとんどないです。私がその証拠ですね。
そしてもう一つ重要なのが、「ある程度重い鍵盤で練習しないと上達しない」ことに気づくことです。
縦連を等間隔のリズムで押すのはバネの跳ね返りを利用して押すほうがバネなしを押しこむより圧倒的に簡単です(筋力があればの話)。
鍵盤を押して離すという動作は、①「指を鍵盤に押しこむ力」と②「押し込んだ指を引き上げる力」の2つに分けて考えられます。
20/50より軽い鍵盤だと①②両方を意識して力を入れなければならない一方で、重い鍵盤だと①の力を2倍使う代わりに②をバネに手伝ってもらえます。つまり意識を①だけに集中することができるのでパワーさえあれば半分の集中力で済みます。(あくまで個人的な見解ですが)
というわけで以上5つの愚かポイントを踏まえた上でやった練習は
「S乱筋力トレーニング」です。
BPM100の16分から順に押せるまで筋力がついたら次は110→120→125→130→135→140…と
徐々に速さを上げていきます。たったこれだけ!
残念ながらまだ現段階では130までしか完全には間に合いませんが、飛躍的な筋力アップに繋がってます。
練習曲を選ぶ上で注意したいのは、なるべく16分が途切れない曲を選ぶ必要があるということです。3連打や5連打は
FAST JUST SLOW
FAST FAST JUST SLOW SLOW
で繋がってしまうので縦連初心者は意識しないとすぐにこのような楽をしてしまいます。
だからこそGRID KNIGHTはずっと押させる地帯が長いので練習になります。
ノート数の割にめちゃくちゃ疲れる曲というのは大抵休憩がない曲です。筋トレは疲れる曲でやるのが効率が良いですが、やり過ぎると手を痛める恐れがあるので十分なアップを怠らないようにしましょう。
参考までに、☆12AAAが2020年1月現在150曲程度、2年前は5曲ぐらいでした。今作ではA2を目標に頑張りたいと思います、それからちょくちょくブログ更新できるように努力します…ではでは。