X-JINのメモ

弐寺でわかったことをわかった時点でわかったふりしてメモするブログ。

現代におけるCSの留意点

 

私事ですが先日やっと目標の黒ペンAAAを達成しすこぶる気分が良いのでCSの話をしようかと思います(唐突)。

 

今の新時代においてCSの存在はさほど重要ではないかもしれませんが、まだ現役で遊んでいたりCSで地力上げしてる方もいると思われます。確かに譜面認識力はCSでもしっかり練習すれば上げることが可能です。特にEMPRESSは合計200曲程度収録されており黒譜面もあるのでAA〜冥までの間にある地力系の☆12がそこそこ揃ってはいます。トレモの+4も強力な練習法の一つです。私も全白取るまではずっとお世話になっていたありがたいモードでした。

 

しかし現代においてCSはやはり過去のモノ。PS2ですからしょうがないですが…CSの練習をする上で知っておくべきことを、二つほど説明します。

 

 

まず譜面と音と判定のズレ問題。

厄介なことにCSは液晶テレビだと遅延を起こします。もしかしたら運良くほぼ遅延のないモニターも存在するかもしれませんが、少なくともウチにはそんなものありませんでした。一般家庭に置いてあるテレビでやること前提で考えると、ほとんどの場合これに悩まされるはずです。

ちなみにブラウン管テレビをいまだに持ってるという方は遅延とは無縁の世界かもしれません。我が家もブラウン管があった頃に既にCSを導入してましたが当時七段程度のひよっこにも液晶に変わって「何かが」変わったことぐらいは気づきました。

遅延問題は使用しているテレビやコントローラーによって個人差があると思われるので私の一例を挙げますと、AQUOSの40インチかつ低遅延モード付きのテレビで専コンを使っていました。別売のD端子ケーブルも使用し10年前の当時ではほぼ万全の環境だったと思います。

しかし、どう設定しようが譜面と音と判定が全て合致することはありませんでした。音より少し早く叩くとちょうど良い感じで光るのです。譜面と判定を合わせるだけならオプションの判定調整をいじったり画面の上げ下げによってどうにかすることができましたが。全白間際ではその違和感に耐えきれず、音ゲーなのに無音で練習することもしばしば…音ゲーとは???

 

CSEMPでコレですから、それ以前のものはもっとやばいです。ハイスピ設定や緑数字、レーンカバーなどのオプションも今とは異なるものばかりで不便に感じることもあるでしょう。しかも経験上作品ごとに遅延の感覚が異なります(幸いDJTとEMPはほぼ同じでした)。RED以前のものは遅延が酷すぎて液晶に変えてからはほぼやってません。逆にいうとブラウン管がそれほどまでに弐寺に適していたとも言えますね。

 

で、この遅延を気にせずCSばかり練習していると間違いなくスコア力に響きます。前述した通り地力を上げるには十分な収録数がありますが、光らせる練習となるともはやACとは別ゲームです。変な感覚でずっと練習することになり、押し方や見え方にまで癖がついてしまいます。譜面認識力とスコア力は上達のさせ方が根本的に違っていて、スコア力を鍛えることのほうがより繊細な作業になります。ライトニング筐体の判定と音が素直に合致してることには驚きましたが、逆に考えるとこれまでが酷かったのかも……ライトニング新時代においてCS練習はもはや譜面認識力をコツコツ上げるだけの格安ツールでしかないというわけです。

私は長らくCS練習をしてきたもので当時は判定調整が完全にバグっており(一番下-5まで落ちていた)スコアはからっきしなまま全白になったという遍歴があります。そんなことにはならないままスコアも上手くなれた方もたくさんいるとは思いますが、自分のようなドツボにハマる人も少なからずいるかもしれないので是非参考になればと思います。

 

 

そしてもう一つの問題が専コン。

おそらくプレイヤーの半数が持っているであろう専コン。これも地力上げには問題なく使えますがスコア力を極めようとする場合には全然おすすめしません。

ただ今回はそんなことを書きたいのではなく、CS+専コンという環境でいまだに練習している同志へメッセージを送りたいと思います。

その練習法でスコア力を上げるのは早々に限界が来るのでアリーナで勝ちたいのなら大人しくACで練習しましょう!!具体的には仮にAAAを取ることはできても95%以上を取るのは至難の業!明らかにACと難易度が違います。自分も通ってきた道なのでCS+専コンを悪く言うつもりはないですが、その練習はデバフかかりまくりの状態なので本気でアリーナ勝ちたいのならどこかで見切りをつけたほうがいいです。特に1点のミスも許されないような単発曲はCS環境に慣れないほうがいいです。というかみんな上手くなりすぎてA帯を目指すなら結局ACやるしかない!!

 

以上二つの留意点でした。結局は金が物言う世界で泣いちゃった。。

 

 

p.s.インフィニタスは環境がないので管轄外ですすみません。