X-JINのメモ

弐寺でわかったことをわかった時点でわかったふりしてメモするブログ。

ソフランのコツ 〜中級〜 前編

 

※この記事はギアチェンジを一切行わないことを前提としております。長くなったので前編後編に分けます。

 

 

さて、みなさんが次回作削除を心待ちにしている曲第一位の

Fascination MAXX

今回はこのFAXX攻略を主としたパターン②100-200-400の考察をしようと思います。ですがその前に…

 

ソフラン導入の記事で触れましたが、卑弥呼のラスト低速は等倍速でやれば大したことないという説明の補足をここでしたいと思います。

そもそもFAXXのようなソフラン曲を単に某難易度表の個人差Sと鵜呑みにするのは適切ではないと考えます。というのも、なんだかSという言葉に引きずられて地力S辺りの譜面がハードできればこれもハードできる…と誤った認識をする恐れがあるからです。(まあ実際そのぐらいの地力で点く人が多いからSの皮をかぶってるんですが)

 

FAXXもといソフランを理解するには、

BPMごとにどれぐらいの地力が必要か

これを第一に考えるべきです。つまり等倍速地力と低速地力は別物と捉えることです。FAXXの場合は「1/2倍速,1/4倍速の低速地力」になります。

 

では具体的に、BPMごとに譜面を見て説明していきます。(譜面はtextage様からお借りしました)

 

1,BPM100(1/4倍速)

f:id:quasar5134:20200206205709j:image

開幕の凶悪な螺旋は、等倍速にすれば

f:id:quasar5134:20200206205953j:image

このぐらいの密度なので必要地力は☆9

〜10です。ですがこれを緑数字4倍で見切る必要があります。試しに☆9の譜面を4倍でやってみてください、こういう遊び方をしたことない場合ゲージが2%安定になるはず。びっくりするほど見えません。しかしこればかりは地道に低難易度譜面を使って地力上げをするしかありません。FAXXに限っていえばBPM200の曲から探すのが練習になると思います。あと個人的にリズムわかりやすい曲のほうがいいです。

 

f:id:quasar5134:20200206211228j:image

続いて37〜40小節。こんな繰り返し階段は低速だろうが等速だろうがFAXXしか存在しません。皿も最初の2枚がとてもいやらしい配置でリズムを崩しにかかってきます。

ここは運指によって多少差が出ると思われますが、☆9はほしいところ。ランダムかけたら☆11は必要になります。伝え忘れてましたがこの曲のランダムはBPM100地帯が死ぬほど難しくなるのでハード挑戦レベルの人はまず無理かと。(開幕螺旋で普通に死ぬ)

この地帯もそうですがこういう綺麗な譜面は餡蜜を練習する、という人もいらっしゃると思います。それはそれで座学としての成果だと思います。が、餡蜜は見ているものと違うリズムで押すことのできる更に高度な練習をしなければならないのでこの考察では特に触れません。

 

f:id:quasar5134:20200206215236j:image

※98小節のみ100

ここはリズムさえ理解していれば必要地力は☆3ぐらいですが、97小節トリルからの400→100目線移動が難しいので侮れません。

 

 

2,BPM200(1/2倍速)

f:id:quasar5134:20200206221918j:imagef:id:quasar5134:20200206221925j:imagef:id:quasar5134:20200206221927j:image

長ーい41〜64小節の同時押し地帯

ハードをつける上で一番練習すべき低速です。ハードゲージならここで100%まで回復できたら半分勝ちみたいなものです。

皿複合がない前半は☆9程度、後半は☆10程度の8分同時押し地力が必要になります。これに該当する譜面を探し、もちろん緑数字2倍にして練習します。(オススメはEDEN穴)

「この地帯、軸や縦連があるように見えるのですが」という方は8分同時押しS乱を鍛えて「軸や縦連なんてないこれはただの同時押し譜面だ」という認識にしましょう。

緑数字2倍の練習は他のソフラン曲でもほぼ必須スキルなので簡単な☆11ぐらいはハード安定できるようにしたいです。私はAA穴ハードできるぐらいまでは練習しました。

 

f:id:quasar5134:20200206225421j:image

はい、問題の縦連地帯ですね。ガチ押しなら必要地力文句なしの☆12S+です。器用な人はいろんな運指でどうぞ。

 

まずは…12分なのでBPM150の16分縦連だと考えてください。

多くの人々が無理ゲーに思える瞬間だと思います。白状しますが私もまだ間に合いません。

12回→6回→6回  9回→6回→6回

とりあえず最初はこれを覚えましょう。

BPM150の24連打が間に合うのはゴリラだけです、ここだけは縦連としてソフラン関係なしに練習しなければなりませんが、幸い譜面はシンプルなのでソフランによる難易度変化はほとんどないです。むしろそれだけが救い。強いて言うならこの縦連後の螺旋+皿への入り口が視線移動もプラスされて一番の難所と呼ばれてるので注意しなければならない部分です。

 

3,BPM400(等倍速)

f:id:quasar5134:20200206232550j:imagef:id:quasar5134:20200206232557j:image

擬似停止が何回もある序盤の軸押し地帯

必要地力は☆12弱程度、しかし1軸がさすがにきついので軸が苦手な人は粘着厳禁。癖がついてしまった場合は一旦S乱をやって停止リズムを再確認すると良いかもしれません。

 

f:id:quasar5134:20200206233336j:imagef:id:quasar5134:20200206233422j:image

縦連抜け地帯。主に螺旋+ゴミ皿が脅威、必要地力はこの7小節間だけ☆12中で後は☆11程度です。ここは200→400,400→100の視線移動だけ注意すれば特に問題はないと思います。

 

 

以上でFAXXのBPMごとの分解は終わりです。変な癖をつけたくなければ、まずはこの曲をやらずにそれぞれの緑数字で低速に慣れていくことが大切です。

ざっと説明しましたが、自分が毎回どの地帯でゲージを減らしているのか分かれば後は上記を参考にして練習していけば自ずとBPは減っていくはずです。

 

で、

この曲のもう一つの問題は「視線移動が多すぎる」ことにあります。そしてこっちこそがぼんぼん式を語る上でお伝えしたい本題でもあります。

つまりFAXXを攻略するのに必要なのは「1/2,1/4の低速地力」と「視線移動」の2つということです。

 

後編「視線移動とノート間隔」につづく